ブログを1ヶ月以上放置していましたたかつきです。
久しぶりにブログを書きますが、この1ヶ月の間何をしていたかというとタイトルにもある「証券外務員二種」の試験勉強をしていたのでした。
この度、無事合格しましたので、どんなことをしていたかを振り返ってみたいと思います。
↓2019年1月現在だと、こちらも人気なようです。

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目次
なぜ証券外務員二種を受験することになったのか

私がいま働いている会社では金融系のサイトを運営しており、私は更新役を担当しています。会社の方針で「更新作業に役立つ証券外務員の資格を取ろう」というのが話のはじまり。
自分としては正直なところ、「期間がかかっても、ゆっくりやればいいや〜」くらいに思っていたのですが、先輩と打ち合わせを進めるにつれて具体的な受験日を決めることに…!
先輩と打ち合わせした結果「苦しい期間はみじかい方がいいと思うので期間は1ヶ月!」という無慈悲な通達。(実際はなごやかですが 笑)
打ち合わせをしたのが6月の末。
というわけで試験日は「2016年7月の末日」に決まりました。ちょうど1ヶ月ですね。
ちなみに試験の開催スケジュールの詳細はプロメトリックのWebサイトをご参考ください。申し込みも上記のサイトからできますよ。
当時31歳の私。
近年ロクに勉強していない男の猛勉強が始まりました。
そもそも、証券外務員二種とは

まず、証券外務員二種について、どんな資格なのかを軽くお話したいと思います。
この資格は、証券会社や銀行等の職員(外務員)として働き、証券を扱う業務を行うために必要な資格となります。
なお、この資格を取得しても上記のような金融商品取引業者等に勤めた上で、氏名などを金融庁に登録しないと実際の業務につくことはできません。
金融関連業界に内定済の学生が、学生のうちに取得するパターンも多いようです。裏を返せば年齢は関係なく、いつでも挑戦できる資格となります。履歴書にも記載できる資格なので、重宝されているようですね。
最初は勉強を舐めていた…!

先ほどもお伝えしたとおり、私が働いている会社は金融系サイトを運営しているので、実は社員みんなが「証券外務員二種」以上の資格をもっているんです。
なので最初のうちは「みんな受かってるし、そんな難しいもんでもないんだろな」と。しかし、テキストを購入し、目を通したしょっぱなの感想は…
「な…んじゃ…これ…は!!」
「覚えられる気がまったくせん!!」
といった感じ。笑
正直、堅苦しい言葉が延々と並び目眩がするくらいでした。
そもそも、今の会社に入るまで金融の知識なんて「まったくなし!」と胸をはって言えるくらいだったので、そんな感想を持つのは当たり前だったのかも…
とにかく勉強しないと始まらないということで、すぐさま試験勉強をスタートしました。
テキストを読み進めるうちに、あることに気づく

まずは、テキストをたよりに1日1時間以上を目標に勉強を進めていきます。
使ったものはシンプルにマーカーのみ。
分からない or 重要そうな語句には迷わずマーカーで線を引いていきます。
しかし、これが300ページ以上あるなんて頭がどうにかなってしまいそう…。
これは序盤から心が折れそうな勢い、というか「本当にこれは覚えられんぞ」と勉強を始めて数日で気付きました。
「みんなどうやって勉強しているんだろう」と不思議に思い(本当は勉強前に気づくと思いますが、苦笑)ネットで調べてみると意外な事実。
「問題集だけでいいですよ」
「問題集をやってテキストで確認」
「問題集を2冊やればおk!」
みたいな感じで問題集中心にみんな勉強してる…!
「あぁぁあああああ、しまった!テキストから馬鹿マジメにやってるのは自分だけだ!」と自分の間抜けさに涙が出そうになりつつも、amazonにて速攻で問題集をポチりました。
問題集中心の勉強方法に変更!

問題集が無事届き、問題集中心の勉強にシフトしました。
この時点で残り3週間半。
先輩とも相談し、1日30ページほどのスピードで問題集を片付けていくというスケジュールを組み実践します。しかし、社会人ならではですが、やはりそうスケジュール通りには進みません。
これは勉強が難しいからという理由だけでなく、私用や付き合いなどもあるからです。
しかし、これは勉強時間を多く確保できる土日でしっかりカバー。
「土日なのに外に出られないなんて…」と、やる気が出なかったことは言うまでもありませんが、土日は大体昼から夕方過ぎまでは頑張って勉強をしていました。
問題集をとき、わからない部分はテキストで補完を繰り返し、やっとひと通り問題が終わったのは試験の1週間前。
ここからは復習の時間です。
配点が多い順からしっかり覚えていく

証券外務員だけでなく他の試験でもそうだと思いますが、カテゴリによって配点が違います。
証券外務員の試験で最も配点が高いカテゴリーは「協会定款・諸規則」「株式業務」「債券業務」などとなります。(参考書推定)
配点が低いものから覚える意味はないので、上記のようなカテゴリから順に復習を進めていきます。
ちなみに私が使った問題集は、暗記シート(赤いプラスチックのやつ)がついているタイプです。問題を隠して正解を書くという、スタンダードな方法で復習をしていました。
そこまでの勉強期間が短いからか、問題&答えを意外と覚えているもので、復習時は6〜7割は正解していたんではないかと思います。
で、間違ってしまった問題を再度覚え直すという手順。暗記が得意な方は2回目くらいで覚えられるかもしれませんね。
証券外務員二種の試験用アプリも助けてくれました

ちょっと話が脱線しますが、この「どこトレ 証券外務員二種」というアプリも助けてくれました。
通勤が電車のこともあり、参考書を開きにくかったのですが、このアプリであれば電車内でも問題を簡単にとけるのでオススメ。
アプリの料金は有料で300円を支払いましたが、私は買ってよかったと思っています。
会社の方が使っていたので私も使いましたが、本番でもでてくる問題も多く、かなり役立ちました。
でも、探せばもっと取り組みやすいアプリはあったのかも…?笑
そのあたりはご自分にあうものをお探しくださいまし(・∀・)
証券外務員の試験まであと2日!模擬試験をやってみました
試験本番まであと2日。大体の問題は2週目も終わり、一度模試を受けてみることに。
まずは、問題集の最後に付いている模試から。
模試を開始しておおよそ1時間強ほどで全ての問題に答えられたのではと思います。
そして正解率は7割ほどだったのでギリギリセーフ。
自分の弱いところは公式関係と、証券税制あたりでした。
このあたりは暗記力がすごく関係してくると思います。
自分の弱い部分を軽く復習して、別の模試に。
次はフィナンシャル バンク インスティチュート株式会社が運営する無料で受けることのできる模試です。
こちらの模試は問題集のものとはひと味違い、問題の出しかたが小難しく書いてある印象がありました。
しかし、「本番もきっとこれくらいなんだろう」とひるまず問題をとき、無事終了。
得点は300点満点中、230点ほどでした。
証券外務員は70%以上の得点で合格できるので、この得点は合格点です。
2つの模試ともに合格でき自信がついたとともに、あと数問まちがったら落ちてしまうという焦燥感がありました。
直前まで弱いところを復習!そして受験

後は試験ギリギリまで復習を重ね、やってきました試験当日。
私は会社にできるだけ迷惑がかからないように、朝一(9:15~)の時間を選択しました。
ちなみに、時間と場所は自分で選択可能ですので、事前にお調べください。
会場に着いても超短期記憶で公式を覚える努力をしました。
試験会場はビルの一室。
朝一ということもあり、人数はおじさん一人と私しかいません。
受付の方に淡々と説明され、席で待っているようにと伝えられました。
その際に試験の注意事項などが書かれた紙を渡され、一通り目を通します。
時間が来たら紙を返却し、IDカードを受け取り受験スペースに案内されました。
試験スペースはいかにも古いパソコンと、メモ用の用紙2枚のみです。
受験開始は自分のタイミングでいいそうなので、少し公式を頭の中で思い出してスタート!
とりあえず私は、メモ用紙に覚えている公式を速攻で書き込みました。笑
いきなりわからない問題のオンパレード!でも落ち着けば大丈夫!
試験の問題は全部で70問あるのですが、10問くらいまでは「こんなの知らんし、見たことないぞ」みたいな感じでした。
問題集の中にあるのでしょうが、全然やった記憶がありません。
「ヤバい…おちる…」という一抹の不安がよぎりましたが、それ以降は見慣れた問題が頻出し安堵を得ました。
これは単純に勉強具合が薄い部分に当たってしまったのだと思います。
出てきた問題は問題集そのままの問題もありますし、やはり独自でひっかけに来ている問題もありました。
ですが、問題集を反復してやっている方ならば簡単に判別できるところが多かったように思います。
もしわからない問題であれば、「あとから見直す」というチェック項目があるので、後回しにしてもいいでしょう。
計算問題については、公式さえ覚えていればかなりの確率で答えることができると思います。
配点も高いので、正解率をしっかり上げることが合格への近道かもしれません。
問題に全て答えた時点で私は40分ほど時間が余っていました。
後は「あとで見直す」にチェックした問題を中心に、時間いっぱい確認を行います。
私の場合ケアレスミスが数問あったので、確認作業はしっかりしておくのが吉かなというところです。
そして受験終了。
試験スペースから退出し、結果を待ちます。
受験終了とともに渡された紙。え?なにこれ?
受験終了後、受付のお姉さんから声がかかり、中に持ち込んだIDカードとメモ用紙を返却。
そして、その場で紙を印刷し渡されます。
「ひょっとして合格の紙?」と心踊り、見てみると…

「ん?外務員の職務ができない?落ちた?いや…でも70%以上…これは…受かった!!」
喜び爆発です。
ちなみに問題の解答はもらえません。
「あなたの点数は70%以上です」と書いてあるのみ。
「なんてわかりにくいんだ!!こんにゃろめ!!でもよかった〜!」と一安心。
喜びを抑えきれないまま、会社に報告。
社員のみなさんからもお祝いの言葉をいただきました。
1ヶ月頑張った成果がでて本当に嬉しかったです。
受験を終えて思うこと・勉強のコツ
証券外務員二種は比較的かんたんと言われている資格ですが、実は合格率が60%ほどの難易度です。
ネットを見ても「舐めていたら落ちた」という方もいるようです。
しかし、問題集を1冊でもしっかりとやり遂げられていれば、独学でもまず受かるのでは?といった感想をもちました。
問題集=過去問ではありませんが、試験の内容はそれほど変わりません。
突拍子もない問題はでてきませんので、地道に問題を解きつづけていればすぐに分かるものがほとんどです。
あと自分の経験として、ネットで調べたとおりテキストを読み込む必要はないと思いました。
問題集でわからない問題のみ、辞書的な扱いでテキストを読むのが正しい使い方かも知れません。
最後にかかった勉強時間ですが、正確には測ってはいませんが、私の場合40時間ほどは確実に勉強したと思います。
よほど金融業界に精通してない限り一夜漬けではまず無理かと。
金融知識がない自分でもこの程度勉強すれば、証券外務員二種の合格は可能ですので、受験を考えられている方の参考になればと思います。
そして、私の次の目標はファイナンシャルプランナー3級です。
また、こちらは結果報告をブログ上で行いたいと思います。
1人での勉強に自信がない方には、こんなサービスも

2016年9月26日より、オンライン上で外務員試験対策が受けられるサービスが開始されました。その名も「STUDYing」。
スマホやタブレットでも受講でき、通勤途中のスキマ時間を使って効率的な学習ができます。内容については下のような項目を受講することができます。
- 基本講座
- テキスト
- 通勤問題集
- 問題演習講座
- 直前対策模試
さらには動画講座までつき詳しく解説してくれるので、1人で勉強することが苦手な人にもオススメです。

無料の会員登録をすると一部機能を試すこともできるので、興味がある人は登録をするといいかと思います。

合格すれば3,000円が返ってくるので実質6,000円台で受講ができます。TACなどの予備校は数万円かかることもめずらしくないので、破格の料金体系といえますね♪
最後にわたしが今回使用した参考書をもう一度ご紹介します。テキストもあると便利なので、2冊まとめて購入することをオススメしますよ。
↓2019年1月現在だと、こちらも人気なようです。
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