人生で恐らく「一度きり」しかしないであろうプロポーズ。そのプロポーズをする場所として、私が選んだのは「ディズニーシー」でした。
丁度クリスマスシーズンの頃で、イルミネーションがとてもキレイだった事を覚えています。
ディズニーでプロポーズをしようかどうかで悩まれている方にとって、実際にプロポーズをした私の経験が参考になればと思います。
「プロポーズで贈るプレゼント」をおもに取り扱っていて、プレゼント選びにとても役立ちました。プロポーズ方法も書かれているので、見ておいて損はないですよ♪
届くまでに約1週間ほどかかります。完売の恐れやクリスマス前には配達遅延もありえるので、クリスマスプロポーズを考えている方は早めに注文しましょう。
目次
なぜディズニーシーでプロポーズをしようと思ったか
私の場合、プロポーズする場所は2人にとっての思い出の場所と決めていました。
ディズニーは付き合ってからほぼ毎年来ているし、今後もきっと行くであろう場所なので、プロポーズの場所にピッタリではないかと思いました。
後はランドかシーで迷う所ですが、大人っぽい雰囲気もあり2人の好きな海もすぐ側にあることから、「ディズニーシーでプロポーズ」をしようと決めました。
まずは、プロポーズの瞬間をイメージ
プロポーズまでの道のりですが、わたしの場合「ディズニーシーで自分がどんなプロポーズをするのか」を具体的にイメージすることから始めました。
- 昼にするのか、夜にするのか?
- パークの中でするのか、ホテルでするのか?
- 何らかのサプライズを用意するのか、しないのか?
など、考えだせば限りはありませんが、自分にとってのベストを考えた末、こんな感じになりました。
- 夜にプロポーズをする
- ディズニーシーの中で
- 夜のショーが終わってまったりしている時に
- 何らかのサプライズを用意する
- 感動で涙を流してもらえるようにする
やっぱり一日楽しく過ごして、夜でショーを見てクライマックスを迎えて、その後に、というのが鉄板かなと。ディズニーシーの場合、とにかく雰囲気がいいのでそれも手伝ってくれそうっていうのもありました。
また、重要な婚約指輪ですが、彼女が日常会話の中で「婚約指輪はいらないな〜」と言っていました。そういったこともあり、プロポーズのときにはディズニーにピッタリなガラスの靴を渡すことに。
婚約指輪については、「婚約指輪は本当に必要?実際に悩んだ私の経験談をご紹介!」という記事でもまとめましたので、ご参考まで。
下準備をガッツリやった
私のシナリオでは、彼女がサプライズの感動で泣いている中、最高のプロポーズをしようと心に決めていました。ということで、サプライズの内容を考えなくてはいけません。
それまでに7年程付き合ってきましたが、サプライズらしいサプライズをしてきませんでしたので、私にとってはかなりの難題でした。
- ディズニーとキャラクターに頼んで何かできないか。
- レストランで何かを依頼して祝ってもらえないか。
色々考えましたが、クリスマスシーズンで人がごった返す中、こういった依頼はむずかしそうだな〜と思って早々に断念しました。
で、考えたあげく思いついたのが「動画サプライズ」でした。今までの7年分の思いを動画にまとめて、感謝を伝えようと。
結婚式でよくある、生い立ちムービーのようなものを想像してもらえると分かりやすいかもしれませんね。
これだったら場所も問わないし、自分らしいし、頑張り次第でよろこんでくれると思ったので、これでいこうと思いました。
動画制作を開始!
ディズニーに行く日は12月後半。動画制作は10月前半から取りかかりました。
「ちょっと取りかかるのが早いかな?」と思いましたが、実際に完成したのは12月中盤だったので、早めに取りかかって正解でした。
動画の制作環境はiMovie。私はMacを持っているので、お手軽に環境が整っていてラッキーでした。
ちなみに動画を本格的に作るのは初めてでしたが、さすがはiMovie。ネットを探せば何でも見つかるので、意外と早く慣れる事ができました。
動画のBGMはBoAの「メリクリ」。これは彼女がカラオケでよく歌ってくれた曲だったので、あまり迷わずにこの曲にしました。
気持ちを込めれば、意外といい感じに仕上がるもの!
肝心の内容ですが、単純に時系列で写真と動画を並べているだけなのですが、BGMのおかげもあり意外と感動系に仕上がるものです。
7年間の思い出を1年ごとに区切って振り返ったあと、感謝のメッセージを字幕で伝え、動画の最後に「今日は言いたいことがあります」という流れにしました。
自分でも書いててちょっと恥ずかしいですが、プロポーズはこれくらい、もしくはこれ以上のことをやってもいいんではないかと思います。
婚約指輪については、2人で選びたいと思っていたので、先ほどのとおり、代わりにガラスの靴をプレゼントしようと計画しました。
しかし、バレないようにディズニー側に預かってもらうのも、なんか大変そうなので、何とか気づかれないようにバッグに忍び込ませておく作戦でいきました(そもそもディズニーに預かってもらえたかもどうかもわかりませんが…)。
補足ですが、ガラスの靴は下のリンクのような感じのものをプレゼントにしました。(個人的には、お花がついていないものと比べ、お花がついている方がプロポーズに適している印象です。花の色は彼女が好きなピンク色をチョイスしました)
今日起こる事を悟られないように
動画はしっかり保存した。
もしもの時に備えて動画形式は2つにした(←心配性なだけ)
ガラスの靴はバッグに忍び込ませた。準備は完璧な状態で、いざディズニーシーへ!
この日は居住地である名古屋から朝一の新幹線で東京→舞浜→ディズニーシーに到着!
バレそうなガラスの靴は、ディズニーシーに到着してすぐに、他の荷物と一緒にロッカーに閉まっておく事にしました。
日中はとりあえずディズニーシーを楽しみました。心の中は「今日プロポーズするんだな〜」という思いでいっぱいですが、夜の決行を決めている以上お昼にできる事は何もありません。ひたすらいつものように楽しみました。
強いていうなら、あまり疲れないように考えて行動はしました。あまりに疲れると彼女がご機嫌斜めになってしまうので、それを考えてのことです。
クライマックスになる夜まで待つ
昼食はプライオリティシーティングをとって、「リストランテ・ディ・カナレット」で昼食。プライオリティシーティングは予約をすることで、待ち時間なくレストランに入れるサービスです。
予約は利用日の1ヵ月前10:00〜できます。かなり争奪戦は激しいので、10:00になったらすぐに申し込むことをおすすめします。ちなみにここの「ペスカトーレ」はかなりおいしくて、彼女、私ともにお気に入りの1品です。
後は、ぶらぶら歩いたり、ゴンドラ乗ったり休憩したりで徐々に夜に…
プロポーズの前に心を盛り上がらせてくれるショーは、人ごみを嫌い、この日ばかりは早めに場所取りを開始しました。
メディテレーニアンハーバーの真正面(入り口入ってすぐのところです)に1時間ちょっと前くらいから座り始めました。
クリスマスという事で相当寒く、その上座る用のシートが無いのは痛手でした。(園内マップを下に敷きました 泣)
途中、彼女はお土産を見に行ったのですが、私がそこを離れる訳にも行かないので、持参したカイロで暖をとりつつひたすら待ちました。
プレゼントを取りにひた走る
ショーが始まる15分前になり、ちょっとお土産見てくるといい、ガラスの靴を取りにコインロッカーに。
もう、メディテレーニアンハーバーの前は人だかりでいっぱいで、出るだけで少し大変でしたが、そんなこと言ってられません。
ショーの時間に間に合うようにひた走りました。ロッカーでガラスの靴を出すまではよかったのですが、ここで初めて気づきます。
「このまま持っていけないじゃん!」
(家からもってきた袋のままなのでばれちゃう)
少し考えた私は、途中でダッフィーのブランケットを買い、その大きな袋の中に閉まっておく事にしました。ちょうど寒かったのでこの作戦はバッチリ成功でした。
そして人ごみをかき分け、何とかショーに間に合うことができ、待ちに待ったショー(カラーオブクリスマス)が始まりました。
見る場所はすわっている観客の中でも真ん中の方だったのですが、十分に世界を楽しむ事ができました。ちょっとだけ見づらいところもありましたが、合格点といったところです。
内容についてはさすがディズニー!何回見ても「これはすごい」と思わせてくれます。2人で「すごいな〜」を連発してました。
そんなこんなで無事フィナーレを迎え、気分は最高潮に…!
人ごみを離れ歩き始めました。
セリフは忘れずに!でもその瞬間を楽しんで!
場所も既に決めてありました。海を一望出来て数々のイルミネーションに囲まれる場所「リドアイル(Google 画像検索へ)」です。
ここなら人ゴミにも飲まれずにすむし、自分の声もしっかり届くかと思ったのでベストな場所だと思いました。
実際にリドアイルに行ってみると数人がいるだけで、すごく言いやすい状況!まさに理想の展開でした。しばらくその場所で風景を見て、切り出します。
ちなみにこの時すでに心臓はバクバク。7年付き合った彼女にもう一度告白する感覚でとても恥ずかしかったことを覚えています。
「突然だけど、見せたいものがあります」
この時彼女の反応は「え?」みたいな感じでしたが、恐らく勘づいていたのではと思います。スマホを取り出し、例の動画を見せます。
周りの人の事も考えて音量は小さめですが、よく歌っていた曲なので、分かってくれていたと思います。動画は5分少々。この時間が長かったような短かったような…
2ヶ月に渡って頑張って作った渾身の動画が終わり、いよいよプロポーズです。
プレゼントのガラスの靴を取り出し、片膝をつきました。寒さと緊張のせいで口が動きませんでしたが、なんとか声を振り絞ります。
「今まで7年間付き合ってくれてありがとう。おじいちゃんおばあちゃんになってもあなたと笑いあって過ごしていきたいです。私と結婚してください。」
彼女は少し放心状態の後、泣きながら何度もうなずいてくれました。
私は心の中で「よっしゃあああぁっ!!」と叫んでいました。
その後は気持ちが高揚しすぎて何を話したのかを忘れてしまいましたが、お互いに「結婚」という事実が現実として目の前に現れ、夢見心地のようだったと思います。
こうして、私の一世一代のプロポーズは、無事成功で幕を閉じました。
ディズニーでプロポーズできて良かった!
人生で一回きりのプロポーズ、私自身何も悔いはありません。むしろほんと頑張ったな…と。笑
カタチはどうあれ、自分自身の全力を尽くせば、悔いは残りづらいかなと思います。これからもディズニーシーに行っては、プロポーズの日のことを思い出すでしょう。
ほんとにディズニーでプロポーズできて良かったです。
これから、プロポーズをしようと考えている人に、何かの参考になれば幸いです^^
プロポーズのプレゼント選びで役立ったサイト
「プロポーズのプレゼント」で検索して訪問してくださる方が多いようですので、自分が役立ったサイトをご紹介します。
冒頭でもお伝えしたサイトである「メリアルームMEN」はやはりおすすめです。プロポーズ用のプレゼントを選ぶサイトはあったとしてもなかなかお値段の高いものが多いです。
そんな中でメリアルームMENは手が出せる範囲内で、すてきなプレゼントを選ぶことができます。一度はのぞいてみてください^^
追記:プロポーズをする場所で、その他に検討した場所
「プロポーズの場所」で検索して、訪問してくださる方もたくさんいらっしゃるようですので、自分がプロポーズの場所としてその他に検討した場所をお伝えします。
レストラン櫻の裏のベンチ
タワーオブテラーや、トイ・ストーリーマニアといった人気アトラクションが近くにあるにも関わらず、とても静かな空間です。
プロポーズをする場所として、人気が少ないところを考えていたので、ここはリドアイルと比較検討をして最後まで残った場所でした。
フォートレス・エクスプロレーションの上
みなさんはここの上に登ったことはあるでしょうか。
目立つ場所にあるにも関わらず、人が少ない上に、見晴らしのいいポイントが点在している穴場中の穴場です。個室的な雰囲気がいい方にはピッタリかと思います。
S.S.コロンビア号の甲板
S.S.コロンビア号といえばレストランのイメージがありますが、実はデッキにも出入りできることを知っていますでしょうか。
夜のS.S.コロンビア号は、船上のライトアップだけでなくディズニーシーの夜景も見渡せ、うっとりとしたロマンチックな雰囲気を演出してくれます。
船内には「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」というバーがあるので、ここでお酒を少し飲んで(気持ちを落ち着かせて?)からデッキに行ってみるというパターンもよさそうですね♪
ホテルミラコスタ
「パーク内でのプロポーズもいいけど、やっぱり恥ずかしいなぁ」といったかたは、ホテルミラコスタでのプロポーズも視野に入れるといいかもしれません。
予約がとりにくい(特にクリスマスシーズンは難しい)ことや、宿泊費用が約5万〜とけっして安くはありません。
でも、それを補うほどディズニーの雰囲気に酔いしれることができますし、確実に2人の時間をつくることができます。できれば見晴らしのいい港側の部屋をとることをオススメしますよ♪
場所は自分がイメージしてぴったりの場所に
私は「ライトの雰囲気なども良い感じだな〜」というのと、「少しくらい人がいた方が賑やかでいいかな〜」と思い、最終的にリドアイルに決めましたが、何に重点をおくかで変わってくるでしょう。
先ほどの「レストラン櫻の裏のベンチ」でしたら人通りはまずありませんし、「フォートレス・エクスプロレーションの上」でしたら個室のような空間を演出できます。
もちろんリドアイルでしたら、イルミネーションを一望出来て雰囲気は抜群です。自分がプロポーズをしている風景をイメージして、自分に一番しっくりくる場所にすればよいかと思います。
みなさんのプロポーズ成功を心から祈っております!!